カービング工法
Carving
outline
概要と特徴
カービング工法+フォーミングモールド工法
景観系の特殊コンクリート造形の世界の中でも、特に熟練技術を必要とするものがモルタル・カービングと呼ばれる彫刻工法です。
カービング工法は、専用に開発されたフレミックス・モルタル「ランドモルタル<壁>」を使用することにより、僅かなトレーニングでモルタル・カービングの熟練技術を再現できる画期的な工法です。
カービング工法の3つの特徴
- 施工しやすい専用のプレミックスモルタルを使用
- 手作業の彫刻により、自由度の高いデザイン表現が可能
- 曲面や複雑な形状の壁にも対応
フォーミングモールド工法の特徴
- EPSをベースとして特殊樹脂(共重合体樹脂混入モルタル)加工を施したモールディング製品です。
圧倒的な表面強度を誇ります。 - 複雑な形状はコンピュータプログラムを使用した三次元加工(NC加工)が行えるために大幅な工期短縮とコストダウンが可能です。
- 重量制限があるような場所でも、比重0.02から対応可能。場所を選びません。
- モルタルの芯材として使用するシングルコーティングと、エイジング着色のみで仕上げが可能なダブルコーティングの2タイプがございます。
step
施工手順
カービング工法
- ランドモルタル塗り付け
下地処理後、トナー着色もしくは、
無着色のランドモルタルを塗りつけます。 - スコレット
専用ツールやブラシなどを駆使し、
目割りと表情を削りだします。初日の施工はここまで。 - コーティング
表面硬化後、水性コートを塗布し、
吸い込み調整を行います。 - 陰影着色・エージング
水性コート乾燥後、専用着色剤で着色。 - 仕上げ(トップコート)
仕上げトップコートを塗布し、完成です